この記事では、ブログを実際に作り始める前にやることについてやさしく解説します。
3年前に超初心者からブログを始めた私が、初心者の目線に立って分かりやすく説明します。
この記事のポイント
- 実際に作り始める前に、必ずサイト設計をしておくといい訳
- その方法
サイト設計から始めるとうまくいく訳
構造的に作るブログは家を建てるようなものだから
仮に家を建てる時、設計図を作らなかったらどうでしょうか？
どの材料をどこに、どのくらい必要で、どう加工するのかはっきりしていません。
作りながら何度も手を止めて考えたり、材料を買い足したり無駄にしたり、時には作り直したりと時間がかかる上、ちぐはぐな家になるでしょう。
焦って漠然とブログのデザインを作り始めるなら、同じことになります。
更新し続けて記事数が多くなってくると、いつかは「サイトという建物の一部をいったん取り壊して増築する」といった作り直しが必要になってきます。
最初にサイト設計をしておけば、どんな情報をどこに入れるべきかがすでに決まっているので、「順調に建物を大きくしていく」ことができます。
そして最短で自分の思い描いていた通りの満足のいくブログに仕上がります！
サイト設計の方法
以下の手順でサイト設計をします。
サイト設計の流れ
- サイトの趣旨をはっきりさせる
- 情報を分類し、サイトの構造（目次）を考える
- きれいにまとめてサイトマップにする
以下、それぞれの手順について説明します。
ブログの趣旨をはっきりさせる
最初にブログの趣旨、つまり主な方向性を定めます。
作り始める前に、
- 誰に向けたブログ？
- 何を伝えるブログ？
- 何のためのブログ？
にしたいのかをはっきりさせましょう。
これが大事なのは、「誰に」つまり対象者が違えば、「何のために」「何を」伝えるブログにするのかという趣旨も変わるからです。
趣旨をまとめておくことには、次の３つのメリットがあります。
- ブログにどんな情報が必要なのかが整理しやすい
- 記事がブログの趣旨とブレていないか確認しながら書き進められる
- 「なぜ、何のために書くのか」を意識しながら作成できるので、伝わる文章が書きやすく、アクションを得やすくなる
具体的にまとめるおすすめの方法として、５W１H（何を・誰に・いつ・どこで・なぜ・どう）があります。
５W１H
５W１Hでまとめた具体例：
| ５W１H | 本ブログの場合 |
| ブログの目的は何か？（What） | 初心者にブログの始め方やデザイン、収益化の仕方について分かりやすく紹介する |
| 誰が見るのか？ （Who） | 収益化を目指してブログを始めたいと思っている初心者 |
| いつ見るのか？ （When） | 主にブログを始める前～収益化まで |
| どこで見るのか？ （Where） | 主に自宅でパソコンから |
| なぜ見られるのか？ （Why） | 初心者でも分かりやすく収益化を目指すブログのやり方を知りたいから |
| どう利用されるか？ （How） | 初心者がブログを始めて収益化するための参考サイトとして利用 |
ブログの趣旨（例）：
「ブログ初心者」に「始め方やコンテンツ作成のノウハウ」を紹介し、「ブログを始める前から収益化まで」の「参考サイトとして利用」してもらう。
まずはブログの趣旨をまとめてみましょう。
情報を分類し、サイトの構造（目次）を考える
次に、上で考えた趣旨をもとにサイト構造を考えます。
ブログは1冊の本のようなものです。目次を作りましょう。
まず、上で考えたブログの趣旨を伝えるために必要と思われる情報で思いつくものをすべてメモに書き出してみましょう。
まず、思いつくものを書き出してみる
それから、上で書き出した情報を分類してみます。
次に、いくつかのカテゴリーに分類してみる
これでブログの構造がだいたい出来上がりです。
きれいにまとめてサイトマップにする
これを整理すると、サイトマップになります。
下の例のようにまとめてみましょう。
- ブログで扱う範囲を網羅するのに必要な項目を入れます
- 増やしすぎると、まとまりのない雑なイメージになりがちです
- 利便性を考え、ホームから２クリックですべてのページに到達できる構造にするのがおすすめ
まとめ
このようにサイト設計しておくなら、自分がこれからブログ全体のどの記事を書こうとしているのかを理解しながら書くことができます。
これには、次の３つのメリットがあります。
サイト設計のメリット：
- 各ページの役割が明確なので、伝えたいことがはっきりする
- 自分の書きたいことではなく、読む側のニーズを満たす記事を書ける
- ブログにまだ足りない情報が把握できるので、書くことにそれほど悩まないで済む
ブログを作り始める前に、サイト設計をやってみましょう！
